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     水耕栽培を極める
                                              西京区大原野  物部光宏さん
   

大原野地区は、京都市の南西部にあり、主な農産物は、水稲・たけのこ・ナス・ホウレン草・みず菜などが多く栽培されています。特にたけのこは、京都乙訓(西山)地域の特産物として人気があります。
そんな大原野地域の物部光宏さんは、大学4回生の時から農業を始められ、現在で約26年農業をされています。
光宏さんは、就農してからずっとトマトの水耕栽培に取り組み、今では約420の施設に2000〜2100本のトマトを栽培されています。

品質にこだわった栽培
始めは、一坪当たり約八本のトマトを栽培(四百二十坪で三千本以上)されていましたが、密集することにより、日当たりが悪く、納得のいくトマトが生産できませんでした。  
試行錯誤を重ねた結果、坪に約五本にするのが収量的にも品質的にも一番良いので今の本数にされました。
光宏さんは、“数よりも質で勝負”をモットーに市場への出荷や無人販売を行っておられます。
「今は、無人販売で買っていただいた方々に「美味しかったです」と言って頂けるのがトマトを作っていて最高に幸せ」と光宏さんは言っておられます。

失敗も多くあった
今では、おいしいと評判のトマトを栽培されている光宏さんも過去には多くの失敗があったそうです。
何度か根の病害によりトマトを全滅させたことがあったそうです。
そんな中で近所の農家の方々に教えていただいたりして、現在の育成方法を確立したそうです。
また、栽培方法等については、意欲的に実験やテストをし、現在は品種を桃太郎のコルトを中心に栽培していますが、桃太郎のハルカも実験中でした。

継続的な消費者への提供
光宏さんは、種まきを年に二度おこないます。一度は7月の上旬にまき、もう一度は一回目のトマトの収穫が終わる頃に、下の方の葉を取ってから、新しい種をまいて収穫の切れ目を短くするといった方法で栽培されています。(そうすることによって一年間継続的にトマトの収穫をすることが出来るそうです)
美味しいと言ってトマトを買いに来ていただく消費者のために、継続的にトマトを提供出来るようにするためだそうです。
将来的には、今よりもゆっくりとした栽培形態にして、自分の趣味のオートバイを楽しみながら、美味しいトマトを今と変わらず生産したいと語っておられました。
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