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九条ネギ作りに挑戦
                         伏見区淀際目町    村井伸勇さん


  淀際目地区は伏見区の南部に位置し、京都第二外環状道路の開通で、久御山淀インターも出来、交通の便は大変良くなり、地域の活性化が期待されています。 
また、周りは久御山町と八幡市などに隣接し、南に木津川、西に宇治川が流れ、砂状土の地形を形成しています。

 同地区は農産物の出荷が活発に行われています。主な農産物は九条ネギ。京野菜のブランド産地指定も受け、京阪神市場を中心に販路拡大を図り、東京にも出荷しています。(年間80トンが淀支店ブランド出荷分となっています。)

 当地区では、九条ネギの振興を図る事を目的に淀農事研究会など部会活動も積極的に行われ、講習会や先進地視察など、栽培技術の向上にも盛んに取り組んでいます。
今回紹介する村井伸勇さんは就農してまだ一年目、父の後継者として九条ネギの栽培に取り組んでおられます。

建築関係から農業へ

 そもそも伸勇さんは、建築関係で現場管理の仕事をされていましたが、父、長三さんの身体の具合が悪くなったのがきっかけで、長年勤めた建築関係の会社を退職、農業に従事することになりました。

 農業は、まったく経験がなく、全く最初からのスタートで戸惑いも多く、農業で生計がたてられるのか心配でかなり悩まれたそうですが、JAやネギ栽培仲間などに相談され、農業でやって行こうと決心、今日まで一年間頑張ってこられました。

 九条ネギの栽培は、自然条件に左右されることが多く、特に夏場の栽培については、病害虫の発生が多くなります。また、ここ近年、連作障害も多発の傾向で、ネギ栽培農家の悩みの種となっています。その対策として化学肥料の多用を避け、有機物を投入し、安心で安全な減農薬、有機肥料栽培に取り組んでおられます。

周年栽培で安定収入

 伸勇さんは、「まだまだ戸惑いや分からない事など色々ありますが、家族経営の中心者として何とかやっていける様に、周年栽培で年間を通して商品が出荷出来るように栽培管理を徹底して行きたい。」と話されます。
また、作業においては、ネギ移植機の導入など、経営の効率化が図られています。

良い商品で有利販売

 最近は、中国からのネギ輸入が増え、価格の安定においても問題になっており、安定収入を得るため、「品質の良い消費者に喜んでもらえるネギ栽培にチャレンジし年間を通して、取扱量の増加を目指し、有利販売に結びつけて行きたい。」と抱負を語っていただきました。

淀地域で初めて手がけた九条ネギ

 父の長三さんは、際目地区の中心的人物の一人で、淀地域で九条ネギの栽培を始められた方で、九条ネギの推進普及に貢献され、現在の淀地域の九条ネギ産地に至っております。
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