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堆肥で病害虫アウト

 

 

京都府長岡京市久貝の久貝利平さん(70)は妻の文子さん(69)と、5世紀中ごろに造られたと推定される恵解山(いげのやま)古墳の南側に位置する久貝で、有機栽培に取り組み12年。堆肥で病害虫のつきにくい土壌を作り、野菜75eを周年栽培する。 

この地域も近年開発が進み、市街地が広がっている。久貝さんが所有する畑も、人家に囲まれた中にあり、農業を続けるには大変厳しい状況にある。       

そこで久貝さんは土作りにこだわり、12年前から毎年40㎥の堆肥を35eの畑に投入してきた。       

今では連作障害の出やすいトマト、ナスなど、「毎年、同じ場所で栽培しているが、ほとんど病害虫に犯されることは無い」と久貝さんは話す。             

良質の堆肥を大量に使い、病害虫などに食害されにくい土壌で作る久貝さんの野菜は、環境にやさしい野菜として、口コミで評判が広まり、遠くは神戸から問い合せや注文が来る。

久貝さんの畑で採れた野菜は、市場などには出荷せず、家の横に備えた無人の店舗で販売する。陳列した野菜は、全て午前中で完売する。

久貝さんの話では「もう年ですから多くは作れないが、堆肥を使うようになり、仕事は大変楽になった。これからも良質の土壌を作り、環境にやさしい安心で安全な野菜をつくり、皆さんに食べていただきます。」と自信に満ちた笑顔で話された。

 

 

2002年9月号(ふれあいNO32)の

表紙に出ていただきました。

 

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