| 北山杉を育てる | |
![]() ふれあい43号の表紙 |
京都市の北部に位置する小野地区は、北山杉が続く周山街道(国道162号線沿いの山里です。 同地区は、北山杉の産地で江戸時代から北山杉を育成加工し、大半の人が北山杉で家族を支えてきましたが、今では生産者の高齢化や時代の流れに押され、需要が減り、林業も色々な問題を抱えています。 しかし、そんな北山杉を守ろうと今回紹介する北区小野にお住まいの日下部美知子さんは、夫の知史さんと昭和四九年に結婚、林業を手伝い始めて今年で三十年目を迎えます。 日下部家では、山林三十fの他に水稲や野菜、杉苗を(自家用として年間千本生産)しています。 全ての作業を知史さん、美知子さん夫婦で行っておられますが、年間の作業では、「やはり夏場の下草刈りや植林が一番つらい」と話されます。 また最近、獣被害が(鹿)増えてきたので、防護柵の設置や雪害(雪の重みで曲がったり、折れたりする被害)が頭痛のたねとなっているようですが、「杉を育てるのは子供を育てるのと同じで、これからも先祖から受け継いだ山林を大切に守って行きたい」とご夫婦は話されます。 |